BibTeX活用術

BibTeXを使わずに文献目録を作成する場合、1回限りの文献目録作成には都合がよいですが、使い回したり、文献を管理するには不向きです。

文献目録を直接作成する方法は、thebibliography環境(番号方式の場合)と,list 環境(著者名年号方式)の2つがあります。

thebibliography環境を使う方法

実は、BibTeX で処理された bbl ファイルをみると、thebibliography環境を生成していることが分かります。

#sh{{{ \begin{thebibliography}{10} \bibitem[1]{das:1979} Dasgupta, P., P.~Hammond, and E.~Maskin (1979). \newblock ``The Implemntation of Social Choice Rules:

Some General Results on Incentive Compatibility''.

\newblock {\em Review of Economic Studies}, {\bfseries 46} pp.185--216.

\bibitem[2]{laf:1980} Laffont, J.-J. and E.~Maskin (1980). \newblock ``A Differential Approach to Dominant Strategy Mechanisms''. \newblock {\em Econometrica}, {\bfseries 48} pp.1507--1520. 省略 \end{thebibliography} }}}

よって番号方式の場合これを tex ファイルに直接記述すればよいわけです。

#sh{{ \begin{thebibliography}{一番長い表示ラベルをここに書く} \bibitem[表示ラベル]{引用キー} 文献内容 \bibitem[表示ラベル]{引用キー} 文献内容 ... \end{thebibliography} }}

ある投稿雑誌の規定では、雑誌名はイタリック体にしないさいと指定があります。上では、¥em が使われていますが、クラスファイルなので、¥em の定義をボールドなどに変更されていたら、ここの表示も変わってしまいます。¥textitと明示的に書いた方が良いかもしれません。

文献内容は,latex の通常のコマンドを使うことができます.\newblock{内容} は,中カッコで囲まれた内容を一括りにする命令です。

list 環境を使う方法

文献目録を著者名年号方式で掲載したい場合は,list 環境を利用します。list 環境なので、引用キーはありません。というより、文献の自動生成ではないから、著者名と年号は自分で入れるはず。ただし、あまり勧められません。

#sh{{{ \begin{list}{}{\setlength{\itemindent}{-0.5truein}} \item 文献内容 \item 文献内容 ... \end{list} }}}

1行目の命令は,リストの2行目以降にインデントをつける命令です.文献内容は,latex の通常のコマンドを使うことができます.

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Last-modified: 2014-09-08 (月) 17:15:10 (1356d)