[LaTeX](旧)TeXのインストール

以下は古い情報です。

備忘録として残しています。

参考サイトを参考にしてください。

参考サイト

まずは,

を1冊程度は購入しておきましょう.

TeX環境

Windows で TeX を使うために最小限必要なソフトは次の通りです.

  1. 角藤版 TeX:本体
  2. dviout:ビュアー(表示)私は最近は、dviをPDFに変換して Acrobat Readerで読むことが多いです。
  3. Ghostscript:Postscript関連
  4. GS View:Postscript関連
  5. テキストエディタ(秀丸、WinShellなど)

インストーラ

ここでは、角藤版簡易インストーラを使ったインストールの方法を説明します。
w32tex.msi の配布は現在配布されていません。

TeX インストーラ 3はこちらを参照してください。

まず,必要なファイルを下記サイトからダウンロードします.

http://www.ring.gr.jp/pub/text/TeX/ptex-win32/current/

  1. ファイルは1個ずつダウンロードしましょう.
  2. ダウンロードの際、拡張子が変更されないよう注意しましょう。
  3. ダウンロードしたファイルは,適当なフォルダ(例:”D:\temp”)に保存しておきます.”Program Files”のようにスペースキーが入ったり、2バイト文字が入らないように注意します。

最初に目を通しておきましょう。

  • 00FILES.sjis(インストール解説)
  • ChangeLog(変更履歴)

ダウンロードファイル群(私の場合:標準)

  1. dvipdfm-w32.tar.xz (dviをpdf形式に変換する)
  2. dvipsk-w32.tar.xz (dviをps形式に変換する)
  3. latex.tar.xz (必須)
  4. ltxpkgs.tar.xz (基本パッケージ集)
  5. makeindex-w32.tar.xz (索引作成ツール)
  6. manual.tar.xz (マニュアル。質問する前に読みましょう)
  7. mftools.tar.xz (必須)
  8. oldinputs.tar.xz (古いLaTeXマクロ)
  9. pdftex-w32.tar.xz(texをpdf形式に変換する)
  10. platex.tar.xz (必須)
  11. ptex-w32.tar.xz (必須)
  12. t1fonts.tar.xz (Type1フォント)
  13. tex-gyre.tar.xz(tex-gyre フォントと tex-gyre-math フォント)
  14. texinstwin.zip (簡易インストーラ)
  15. timesnew.tar.xz (Times New Roman, Arial フォント)
  16. txpx-pazofonts.tar.xz (TX, PX,Pazo フォント)
  17. vf-a2bk.tar.xz (pTeX 用 virtual fonts)
  18. web2c-lib.tar.xz (必須)
  19. web2c-w32.tar.xz (必須)

TeX本体のインストール

  1. texinstwin.zipを展開し,TeXをインストールしたいフォルダにコピーする(例:”D:\usr\local”)。このとき、”Program Files”のようにパスにスペースキーが入ったり、2バイト文字が入らないように注意する。
  2. [スタート]-[アクセサリ]-[コマンド プロンプト]を選択し,コマンドプロンプトを起動する.
  3. カレントディレクトリをインストールしたいフォルダ(例:”D:\usr\local”)に移動する。
    >d:
    >CD: d:\usr\local

     

  4. textinst を実行します。
    >texinstwin d:\temp
    

     

  5. 終了すると次のようなに表示されるので、それに従って環境変数を指定します。
    Add D:\usr\local\bin
    to user's PATH in the control panel.

     

 

環境変数の設定

変数名 変数値
PATH D:\usr\local\bin;

Windows  7 の場合は,次のように環境変数を設定する.

  1. 「コントロールパネル」-「システム」を開く
  2. 「詳細設定」-「環境変数」を開く
  3. 「ユーザー環境変数」の「追加」を選んで環境変数を指定する.環境変数の値が複数ある場合は”;”(セミコロン)でつなぐ。

新ドキュメントクラス

奥村氏が配布している新ドキュメントクラス (http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/jsclasses/ ) をインストールしておくとよいでしょう。

展開したファイルを”usr\local\share\texmf\tex\platex”のフォルダに”js”のような適当なフォルダを作成し保存します。

Ghostscript のインストール

Ghostscriptは、EPS形式の図を扱うときなどに必要です。

こちらを参照してください。

 

GSview のインストール

dviをps形式に変換したり、EPSファイルの編集で使います。

こちらを参照してください。

dviout のインストール

最近は、TeX→dvi→PDFに変換しているので、dvioutを使う機会がなくなりましたが、一応インストール。

こちらを参照してください。

TeX 統合ソフトソフト(WinShell)のインストール

WinShell という統合ソフトを利用することで,TeX の処理が楽になります.

+WinShell の公式サイト http://www.winshell.org/ のトップページの [download] からダウンロードする。
+exe を開く
言語 Japanese を選択する.
[オプション] – [TeX関連プログラムの設定] より,実行ファイルのパスの設定を行う.
-LaTeX — platex うまくいないならば ”D:\usr\bin\platex.exe”
-BibTeX — pbibtex うまくいかないならば ”D:\usr\bin\pbibtex.exe”
-dviWIN — C:\dviout\dviout.exe(通常は自動で設定されている)
-dvi PS — ”D:\program files\ghostcum\gsview32.exe”(参照ボタンでgsview32.exeを指定する)
-PDF LaTeX — ”D:\usr\bin\pdflatex.exe”
-PDF View — Acrobat Reader の実行ファイルのパス

dvipdfmxの登録

dvipdfmx を使って PDF を作成する場合,dviout のニコちゃんマークが便利なので登録しなくてもよい.
+[オプション] – [ユーザー指定プログラム] を選択する.
+[ユーザー指定プログラム] – [Tool1] を選択し,dvipdfmx と名前を付ける.
+パスを指定する.D:\usr\local\bin\dvipdfmx.exe
+[LaTeXを先に実行] にのみチェックを入れる.
+コマンドラインは %s.dvi とする.
+[OK] を選択する.

(PDF LaTeXの設定で pdflatex の代わりに dvipdfmxを設定している方もいる。)

ツールバーにdvipdfmxのアイコンを登録する

+[オプション] – [表示] – [ユーザー設定] を選択する.
+カテゴリ から,[ユーザー指定プログラム] を選択し, [dvipdfmx] を選択する.
+上のツールバーへドラッグすると dvipdfmx が登録される.
+[画像のみ] だと歯車のアイコンとなるが何のアイコンかわからなくなるので,[テキストのみ] (Text only) を選択しておくと良い.(アイコンを作成することもできる.)

日本語表示できるように設定する

+[オプション] – [一般] を選択し,[言語] から Japanese を選択する.
+[オプション] – [フォント] を選択し,フォントを [MS P ゴシック],[12pt],[日本語]を選択する
+エンコーディングを適切なものSHIFT_JISやDBCSにする

カスタマイズ

-[オプション] – [行番号] を選択すると行番号が表示される.
-[オプション] – [折り返し有効] を選択すると,テキストをウィンドウの右端で折り返して表示する.
-定型文などをマクロに登録しておくと,入力が楽になる.登録方法は次の通り.
–ツールメニューの[オプション]-[マクロ]を選択する
–マクロの名前と定型文を入力する
–マクロアイコンの登録方法はdvipdfmxと同様

これらの設定ファイルは,C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\WinShellにあります.

-WinShell.ini
-WinShell.macros

動作確認

WinShellを起動し、新規のTeX文書を選択します。

以下の文章をタイプします。(コピーアンドペーストでも可)

\documentclass{jsarticle}
\title{\LaTeX 動作確認}
\author{今西衞}
\date{\today}
\begin{document}
\maketitle
\section{はじめに}
この文書が正しく表示されているならば、\LaTeX のインストールは成功しています。
LaTeXの使い方は、\cite{goo1998}を参照してください。
\section{数式}
数式と数式番号(\ref{eqn:1})が正しく表示されていることを確認してください。
\begin{equation}
A=B \label{eqn:1}
\end{equation}
\begin{thebibliography}{1}
\bibitem{goo1998} Michel Goossens, Frank Mittelbech, and Alexander Samarin著, アスキー書籍編集部監訳,
{\itshape The LaTeX コンパニオン}, アスキー,1998.
\end{thebibliography}
\end{document}

正しく動作したら、インストールは正常に終了しています。

USBフラッシュメモリへのインストール

以下の方法で、USBフラッシュメモリのインストールすることで、どのWindows PCでも同じ環境のTeXを実現できるかもしれません 🙂

  1. Win32TeX をUSBメモリに展開する
  2. WinShellのポータブル版一式を /bin に保存する
  3. 環境変数は設定しない