[BibTeX] BibTeX を使った文献目録の作成

プリアンブルの設定

まず,文献目録を掲載する tex ファイルを開き、プリアンブルに使用したい BibTeX のスタイルファイル(bstファイル)を指定します。ここでは,標準のjplain.bstを使用します。

\bibliographystyle{jplain}

apalikeのように一部のスタイルファイルでは、パッケージが必要な場合があります。

\usepackage{apalike} \bibliographystyle{apalike}

参考文献挿入

次に参考文献を掲載したい箇所に次の命令を記述します.

\bibliography{bibファイル名}

bibファイルが複数ある場合は,次のように指定します.

\bibliography{bibファイル名, bibファイル名}

引用

本文中で文献を引用する場合は,\cite を使います。

\cite[コメント]{引用キー}

コメントでは章やページ数などの情報を書き込むことができます。コメントは省略することができます。

入力例

See \cite{mas:1995,mas:1985, mye:1981,} and \cite[Ch. 3]{red:2003}.

BibTeX では,\cite で引用された文献のみを文献目録として作成します。引用されなかったが、文献目録に掲載したい文献がある場合は、\nocite を使ってその文献の引用キーを列挙します。\nocite は,本文の \bibliography より前あればどこに記述してもかまいませんが、\bibliographyの直前に記述するとよいでしょう。

入力例

\nocite{das:1979, sjo:1996}

bib ファイルのすべての文献を掲載したい場合は,\nocite{*} を記述します.

BibTeX の処理の流れ

BibTeX の処理の流れは次の通りです.

  1. tex ファイルをuplatexで処理し aux ファイルを生成する
  2. aux ファイルをpbibtexで処理し,bbl ファイルを作成する
  3. tex ファイルをuplatexで処理する
  4. 参照のためにもう一度 tex ファイルをuplatexで処理する

TeXWorksの設定

タイプセットに pbibtexを用意する。 引数は

  • -kanji=utf8
  • $basename

TeXStudioの設定

コマンドのBibTeXを

pbibtex.exe -kanji=utf8 % にしておく。

既定の文献ツールを

txs:///bibtex  にしておく。

サンプル

サンプルは以下の通りです。

  • filebibtexsample.tex(本文:文字コードはUTf-8形式です)
  • filesample.bib(英語文献サンプル:文字コードはUTf-8形式です)
  • filejsample.bib(日本語文献サンプル:文字コードはUTf-8形式です)

サンプル(筆者の研究分野の個人的な文献データ)には,代表的な文献の種類,article, book, inbook, incollection のデータからなります。

正しく処理されれば,下のような出力結果が得られます.

filebibtexsample.pdf