[正規表現] 正規表現の例

例文(夏目漱石「こころ」より)

 私(わたくし)はその人を常に先生と呼んでいた。
だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。
これは世間を憚(はば)かる遠慮というよりも、
その方が私にとって自然だからである。
私はその人の記憶を呼び起すごとに、
すぐ「先生」といいたくなる。筆を執(と)っても心持は同じ事である。
よそよそしい頭文字(かしらもじ)などはとても使う気にならない。

任意の1文字(.)

任意の1文字を表すのは、.(ピリオド)です。

入力
先生.

出力

  1. 先生と
  2. 先生と
  3. 先生」

入力
...である

出力

  1. だからである
  2. 同じ事である

範囲
入力
だから.*打ち明けない。

出力

  1. だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。

パターンマッチは、最長一致の原則にしたがうので、「私.*。」とすると、例文すべてがパターンマッチする。

最短一致とする場合。
入力
 私.*?。

出力

  1. 私(わたくし)はその人を常に先生と呼んでいた。
  2. 私にとって自然だからである。私はその人の記憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。