[LaTeX] 文字

シンボル

シンボルは CTAN で配布されている symbols-letter.pdfを参照するとよいでしょう.

http://tug.ctan.org/tex-archive/info/symbols/comprehensive/symbols-letter.pdf

文字の種類

文字は,主に3つのグループに分類することができます.

  • フォント・ファミリー — フォントのデザイン
  • フォント・シリーズ — 文字の太さと幅
  • フォント・シェイプ — 文字の形状

単語など比較的短い文字に対して指定する場合は,局所的な方法で指定し,複数行の文字に対して適用する場合は,大域的な方法で指定します.なお,大域的な方法で中カッコ {} をつけない場合,それ以降のすべての文字が,指定したものになります.

通常文字を強調する場合は,\emを使用します.

\emph{局所的な強調} {\em 大域的な強調}

文字のファミリーなどを直接指定することも可能です.

フォントファミリー

intro09-01.jpg

フォントシリーズ

intro09-02.jpg

フォント・シェイプ

intro09-03.jpg

これらの文字の指定は数式モードでは適用できません.数式モードでは別途文字を指定する方法があります.

また,これらの文字の指定は組み合わせて使うことができます.

intro09-04.jpg

文字サイズ

相対的な文字のサイズの変更は次のコマンドが用意されています.この命令は,大域的に指定することとができます.

intro09-05.jpg

scalebox

graphicsパッケージを用いると,\scalebox を使って2倍角のような文字を表現することができます。

intro09-06.jpg

resizebox

resizeboxを使って文字を表現することも可能です.

intro09-07.jpg

下線

\underline{テキスト}

intro09-08.jpg

傍点

日本語の文章では傍点を付けることがあります.横組みスタイルならば,プリアンブルに \usepackage{plext} と入力し,傍点を打ちたい文字に次のように入力します.

\bou{テキスト}

intro09-09.jpg

傍点のキャラクターを変更したいときは,プリアンブルに次のような命令を行います.

\def\boutenchar{・}

intro09-10.jpg

囲み文字

○の中に1 のような機種依存文字は\textcircled という命令で代用します.

\textcircled{1}

intro09-11.jpg

白抜き文字

colorパッケージを使用すると,カラフルな文字を書くことができます.プリアンブルに \usepackage{color} を宣言します.白抜き文字にする場合は,次のような命令をします.

入力例

\colorbox{black}{\textcolor{white}{\bfseries 白抜き}}

colorパッケージの詳細については color.sty のドキュメントを参照してください.

intro09-12.jpg

網掛け

ascmacパッケージを用いることで網掛け文字を表現することができます.

\命令{幅}{高さ}{網掛け種類}{文字位置}{枠線の太さ}{文字列}

intro09-13.jpg

網掛けコマンド

l 左寄せ
c 中央そろえ
r 右寄せ
A~K 網掛けの種類

[LaTeX] 画像の変換

Microsoft Office で作成した図表をPDFに変換する。

以下のサイトが詳しいです。 http://d.hatena.ne.jp/yegusa/20131005

今は、TeXは、PDFファイルをそのまま\includegraphicsで取り込むことができます。 ただ、やたら Warning がでてきたり、図が表示されなかったりするので、 メモとして残しておきます。

ここでは、PowerPoint 2013 を例にしますが、Excel 2013、Word2013も同様です。 2010に関しては、先のサイトを参照してください。

  1. まず、スライドいっぱいに絵を描きます。(後で、トリミングしなくて良いので)
  2. PDFで保存を選択します。以下オプションを選択します。
    1. 範囲は、現在のスライドのみ
    2. 印刷対象外の情報のチェックを外す
  3. OKを押してPDFで保存します。

Acrobat をインストールしているとき、印刷→AcrobatでPDFで保存を選択すると、

dvipdfmx:warning: << /Rotate 90 >> found. (Not supported yet)

といったエラーが出ることがあります。(上のサイト参照)

  1. トリミングが必要な場合は、Acrobat XIなどを使って、トリミングする。
  2. Acrobat XI において、最適化されたPDFで保存する。
    1. オプションで、画像、フォント、オブジェクトを破棄、ユーザデータを破棄、最適化のすべてのチェックを外すと、Warning が減るらしい。(TeX用プリセットとして保存しておくと、毎回チェックを外す手間が省ける)

以下は古い情報

はじめに

LaTeXに画像を貼り付ける環境も変わってきており、以前みたいに、EPSにこだわる必要もなくなりました。 ただ、このコーナーは私が苦労したことがあるので、一応残しておきます。

そもそも何に苦労したのか?

西暦2000年くらい、Excel などのグラフをTeXに挿入したいが画像が粗く、困っていました。というのも、グラフを一度 jpeg などの画像形式に変換しなければなりません.しかしながら,他形式の画像形式で保存すると,画像の品質が劣化することがあります.そこでどのようにすれば,これらのソフトで作成した画像の品質を落とすことなく TeX 文書に画像を貼り付けることができるかを検証したのがはじまりでした。

この問題に対して,私がかなり試行錯誤しました.そして,かなりの時間を浪費してしまいました.この問題をなるべく他のユーザーに味わってほしくないので,今回このコーナーを設けました.みなさんの何かのお役に立てれば幸いです。

いまでは、ExcelもPDF保存できますから、上のように苦労することなく、画像を添付することができます。 [smile]

備忘録として残しておきます。

画像編集ソフト

画像形式を変更するソフトとして次のソフトがおすすめです.

  • irfanview–画像ビュアーソフト,簡単な画像編集機能もある。
  • eps-conv–様々な画像形式をeps形式に変換するソフト

スクリーンキャプチャーを使う

この方法は2014年現在でも私がよく使っている方法です.当該ソフトのウインドウの画面を最大化し,画像を画面からはみ出ない程度まで拡大表示させます.Alt+PrintScreenキーで,画面をキャプチャーします.irfanviewのような画像編集ソフトに取り込み,余分な部分を取り除き,適当な画像形式で保存します。

画面の解像度も良くなったので、この方法でも十分高品質な画像が得られます。

Postscriptドライバ

EPS形式の図が欲しいとき、Adobe PDFなど、PostScript プリンタドライバで仮想印刷し,PSファイルとして出力します.PostScript プリンタドライバを使用するので,プリンタ本体は必要ありません。

  1. プリンタの追加からPSプリンタを選択します(例:Fuji Xerox FX DC 550/450 PS など)
  2. GhorstScript と GS View をインストールします.
  3. Excelなどのグラフや表を選択し,印刷を選択する
  4. 印刷画面で「ファイルへ出力」にチェックを入れる
  5. 詳細設定の「PostScriptオプション」の出力オプションを「EPS」に設定する.
  6. 印刷ボタンを押す
  7. 出力ファイル名を尋ねられるので,foo.psと名前をつけて保存する.
  8. 余白部分があるので,GorstScript と GS View を使って余白を除去する.
  9. GS View を起動し,foo.psを選択する.
  10. [File]-[PS to EPS]を選択し,Automatically calculate Bounding Box にチェックをいれfoo.epsというファイル名で保存する。

[LaTeX] WinTpic

半WYSWYGでpicture環境の図を作成するソフトです。2次元の簡単な図を作成する場合には,WinTpicを用いることをおすすめします.なんといっても,数式がきれいに出力されるドロー系ソフトは他にはありません.

windows7,8 にも対応しています。 http://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/writing/se484262.html

インストール

基本、ZIPファイルを展開するだけですが、platexでコンパイルし、dviファイルで表示する設定になっているので、ちょっとカスタマイズが必要。

WinTpicのフォルダパスには、スペースや日本語が入らないような場所にしておく。 

D:¥wintpic

プレビューのコンパイラを D:\usr\local\bin\pdfplatex.bat にし、 dviwareを texworks にする。

win01_0.jpg

絵を描いて、プレビューすると、PDFが作成される。どじくさいけど [worried]

UTF8でTeX文書を書いている場合

下のマニュアル英語のみだったから、気にならなかったけれども、Shift JIS だと、日本語がばけてしまう。。。

pdfplatex.batをテキストエディタで開き以下のように修正し、pdfplatexs.batなどのファイル名で保存する。

@echo off platex -synctex=1 -jobname=”%~n1″ -kanji=sjis -guess-input-sjis %1 && dvipdfmx “%~n1”

プレビューのコンパイラを D:\usr\local\bin\pdfplatexs.bat にする。

図が完成したら、テキストエディタなどを使って、文字コードをUTF8に変換しておく。

もしくは、PDFとして図を取り込んだ方が早いかも [huh]

描き方

ここでは次のような図を作成する方法を紹介します.

win15.jpg

WinTpic の原点は左上です。

矢印

まず、横軸と縦軸を描きます。ツールバーの [図形] から [矢印] を選択するか、ツールバーの矢印アイコンvector.gifを選択します。

横軸の始点を指定します.マウスを使って座標 (20, 200) へ移動し,クリック (または [Enter]) します.[ctrl] を押しながらマウスを移動させると,グリッドに吸着するので重宝します.

マウスを使って座標 (200, 200) へ移動し,クリックすると矢印が描かれます.同様に,座標 (20,200) から (20, 20) へ矢印を描きます.

図形を描き終わったらマウスを右クリックし,[決定] を選択し,図形を確定します.描き損じた場合は,[中止] を選択します.

win02.jpg

文字列

次に原点 O などの文字列を入力します.ツールバーの [図形] から [文字列] を選択するか,ツールバーの文字列アイコンchara.gifを選択します.

座標 (20, 200) へ移動し,クリック (または [Enter]) します.文字の入力は LaTeX に準じます.原点 O は,$O$ と記述するとよいでしょう.また,基準点は,右上が原点となっているので,[右上寄] を選択します.基準点を正しく設定しておくと,図形の拡大・縮小などの際にも,文字列がずれることはありません.

win03.jpg

同様に,座標 (200, 200) で,$x_1$ (左上寄), 座標 (20, 20) で,$x_2$ (右下寄) を入力します.

win04.jpg

WinTpic の編集画面では,文字列の一部がウィンドウからはみ出ていますが,出力時には正しく表示されます.このように,完全にみた目どおりではないことに注意してください。

関数

次に x2 = 4 – x1 の直線を描きます.ツールバーの [図形] から [関数] を選択するか,ツールバーの関数アイコン function.gifを選択します。

関数領域 (20, 200) – (200, 20) を選択します.次に原点 (20, 200) を指定します.次に横軸の1単位を指定します.この例では,グリッド2つ分を1単位とします.座標 (60, 200) を指定します.縦軸も同様に,(20, 160) を指定します.

x 軸を x1, y 軸を x2 としているので,関数の式に 4 – x と入力し [OK] を選択します。

win05.jpg

問題がなければ,「OK?」の問いに [はい] を選択してください.問題があれば,[いいえ] を選択し,関数を入力し直してください。

続いて,x2 = 4/x1 のグラフも同様に入力 します.

win06.jpg

線の種類

今描いた関数の線を中太線に変更します.図形を選択すると,図形が赤くなります.ツールバーの [細線] を [中太線] に変更します.

win07.jpg

直線の x1 切片と x2 切片に文字列を入力します.座標 (185, 200) に

$\displaystyle{\frac{W}{p_1^0}}$  (左上寄),座標 (0, 40) に

$\displaystyle{\frac{W}{p_2^0}}$  (左上寄) を入力します。(右上寄にすると,文字列の文字数の影響で図全体が右に寄ります.)

win08.jpg

塗りつぶし

三角形の領域を塗りつぶします.ツールバーの [図形] から [斜線] を選択するか,ツールバーのスプラインアイコンspline.gif を選択します。

斜線の種類は好みにより選択し,[OK] を選択します。

win09.jpg

直線

直線と曲線の交点に点線を描きます.[図形] から [直線] を選択するか,ツールバーの直線アイコン line2.gifを選択します.ツールバーの [実線] を [点線] に変更します.直線を描きます.

win10.jpg

直線と曲線の交点に $E$ (左下寄), x 切片に $x_1^*$ (右上寄), y 切片に $x_2^*$ (左上寄)を入力します.

win11.jpg

四角形

最後に,斜線内に文字を入力します。[図形] から [四角形] を選択するか,ツールバーの四角形アイコン square.gif四角形アイコン を選択します.ツールバーの [塗りつぶしなし] を [白で塗りつぶし点線] に変更します.[実線] を [透明線] に変更します.(40, 140) – (100,160) に四角形を描きます。

win12.jpg

四角形の中心に $B(p, W)$ (中央揃え)を描き完成です.

win13.jpg

プレビュー

プレビューボタンを押すと、どじな設定をしているので、下のようになります [worried] win14.jpg

保存

保存で.tex形式で保存します。eps形式、bmp形式はおすすめできません。

WinTpicファイルはinputを使ってtexファイルに挿入することも可能ですが、PDFファイルをトリミングして使うのも良いでしょう。

WinTpic FAQ

文字サイズを変えたい
見づらくなりますが,\Huge などを使用します.
作業中フリーズしてしまう
編集のしすぎで,点が増えすぎたためだと考えられます.あまり編集はしないか,こまめにバックアップをとることをおすすめします.
Previewで見ると図がずれている
WinTpicは完全に見た目通りに出力しませんので,多少ずれが生じます.拡大鏡のような画面を拡大表示するソフトを使って修正するか,または,図のファイルをテキストエディッタで開いて,座標を修正する方法があります.関数で描くと誤差はなくなります.またグリッド機能を使うのも有効です.
曲線の点線・波線が変!
曲線で点線や波線を描くとおかしい表示となります.なるべく曲線での点線や波線の使用はさけましょう.
WinTpicファイルを関連づけたい.
WinTpic用に拡張子を1つ設定します(たとえばwtc).WinTpicの設定で図のように標準の拡張子をwtcと設定し,フィルターを次のように指定します.

WinTpicファイル(*.wtc) | *.wtc | TeXファイル(*.tex)
|*.tex|すべてのファイル(*.*)|*.*
WinTpicで独自のコマンドを使いたい
\displaystyleなど文字列が長くなると,Wintpicで編集しづらくなります.そこで,次のようなコマンドを作成すると編集が幾分しやすくなります.\newcommand{\dis}{\displaystyle}

ただし,ユーザーが独自に作ったコマンドはPreview機能に反映されません.WinTpicのPreview用ファイル(_wtpic01.tex)を開き,上の一行を追加します.保存後上書き禁止にすると,Previewしても,独自のコマンドを実行することができます. _wtpic01.texを編集する代わりに,上で紹介したように独自のスタイルファイルを作成しておいてもよいでしょう. または,amsmathパッケージを使用して,\dfracを使うとよいでしょう.

[LaTeX] mimetexに関するメモ

ウェブ上で数式を表現するのに役立つ mimetex ですが,いつも,導入方法を忘れてしまうので,ここにメモを残しておきます.

mimetex とは

mimetex とは,下の図のようにウェブ上で数式を表現する cgi です。

f(x)=\int_{-\infty}^xe^{-t^2}dt

数式は gif ファイルとして出力されます.上の数式は次のように入力します.

img src=”サーバーパス/cgi-bin/mimetex.cgi?f(x)=\int_{-\infty}^xe^{-t^2}dt”> }} cgi-binフォルダにmimetex.cgiが設置されている場合

mimetexの設置

  1. http://www.forkosh.com/mimetex.htmlより,mimetex.zipをダウンロードする. すでにコンパイル済みのファイルをダウンロードすると便利である. 各 OS 用のコンパイル済みのファイルは,Quick Buildの項目の下の方に用意されているので,設置するサーバーのOS (筆者が利用している xrea.com の場合は Linux )のファイルをダウンロードする.
  2. mimetex.zip を展開する.
  3. mimetex.cgiをサーバーに「バイナリーモード」でアップロードする.
  4. mimetex.cgi の属性に実行権を与える (705)など

これで,設置完了

Windows のローカル環境で mimetex を使いたい!

基本は,Windows用のコンパイル済みファイルをダウンロードし,展開するだけです.実行ファイルは mimetex.exe なので,数式は次のように入力します.

<img src=”http://localhost/cgi-bin/mimetex.exe?f(x)=\int_{-\infty}^xe^{-t^2}dt”>

mimetex をWindowsのローカル環境で動かす場合には,Windows をサーバー化する必要があります.

Windows をサーバー化するには,Active PerlとAn httpd をインストールする必要があります。 ウェブサーバーの構築を参照のこと。

[LaTeX]関連ソフト

PDF

Adobe Acrobat XIアカデミック版–Wordなどにも標準でPDF形式で保存できるので、必要ないかもしれないけれども、あると助かる。20140905時点で安売りしているので、新しいバージョンが出るかも。

統合環境・エディタ

  1. TeXStudio–強力な入力補完を含む統合環境。だいぶん、慣れてきました。
  2. WinShell–エディタを含む統合環境。最近は非推奨。
  3. 秀丸エディタ–カスタマイズ可能なテキストエディタ。私は、秀丸メールと一緒にずっと使っているので他のソフトに変えたくない。斉藤まるお氏によるシェアウェア(4000円)

描画ソフト

基本は、Matlab, Mathematica など専用ソフトで出力した画像をPDF形式に保存して読み込めばよいので、以下いらないかも。

  1. WinTpic for Windows–図形やグラフを 半WYSWYG(ほとんど画面でみたとおり)tpic specials コマンドで出力するソフト.極形式やパラメータ表示にも対応。個人的にはおすすめ。
  2. GNUPLOTGNUPLOT は2次元および3次元のグラフを描画できるソフト.PS/EPS, tpic special, eepic, picture などの形式のファイル出力が可能。
  3. EPS-conv様々な画像形式をEPSに変換するソフト。現在では、eps形式に無理に変換する必要もなくなってきました。

表関係

これも表やグラフをPDF形式で保存すれば良い。ただし、フォントが違うといやというとき、以下のソフトが便利かも。

  1. Excel2laTeX–Excelの表をLaTeX形式に変換
  2. CSV2TEX–Javascriptで正規表現で一括置換。変換ルールさえわかれば、Excelマクロや秀丸エディタなどでもできそう。時間がないので利用しています。

Word

どうしてもWordじゃないとだめという方もおられるので、古いけど

  1. Word2Tex–おすすめではないが、あるとないとでは大違い。
  2. Tex2Word–おすすめではないが、Word文書が欲しいと言われるときに。文字コードとか、こじゃれた命令はすべてカットしないと動きません。
  3. Scientific Workplace–動きません [worried]
  4. MathType–TeX入出力ができて便利です。

BibTeX関係

  1. JBibtex Manager-bibファイル作成支援

[LaTeX] 箇条書き

番号のない箇条書き(itemize 環境)

番号のない箇条書きは itemize 環境を使用します.

入力例

 

\begin{itemize} 
  \item レポートとは何か
  \item レポートの必要十分条件
  \begin{itemize}
    \item 事実の記述
    \item 証拠・証明
  \end{itemize}
\end{itemize}

出力例

itemize環境は、入れ子に応じて箇条書きの記号は自動的に変わります.

箇条書きの記号を任意の記号にしたい場合は,\item[任意の記号] と命令します.

入力例

 

\begin{itemize}
\item[★] レポートとは何か
\item[▲] レポートの必要十分条件
\end{itemize}

出力例

レベル記号の変更

番号なし箇条書きの見出し記号を変更する場合は,プリアンブルで次のように再定義します。

\def\labelitem?{新しい見出し記号}

 

?には,変更したい段の命令(i,ii,iii,iv)を書きます.

番号なし箇条書きの見出し文字

1段目 \labelitemi
2段目 \labelitemii
3段目 \labelitemiii
4段目 \labelitemiv

1段目の見出し記号を「♦」(\diamondsuit) としたい場合は次のように再定義します.

\def\labelitemi{$\diamondsuit$}

番号付きの箇条書き(enumerate 環境)

番号の付きの箇条書きは enumerate 環境を使用します.

入力例

\begin{enumerate} 
  \item レポートとは何か 
  \item レポートの必要十分条件
  \begin{enumerate}
    \item 事実の記述
    \item 証拠・証明
  \end{enumerate}
\end{enumerate}

 

出力例


レベル記号の変更

番号つきの箇条書きの番号を修飾する記号を変更する場合は,プリアンブルで次のように再定義します.

\def\labelenum?{(前部分の記号) \theenum? (後部分の記号)}

 

?には,変更したい段の命令(i,ii,iii,iv)を書きます.

番号つき箇条書きの見出し文字

1段目 \labelenumi \theenumi
2段目 \labelenumii \theenumii
3段目 \labelenumiii \theenumiii
4段目 \labelenumiv \theenumiv

theenum? は,箇条書きの番号を表します.1段目の箇条書き番号を (1) のように変更したい場合は,プリアンブルで次のように再定義します.

\def\labelenumi{(\theenumi)}

 

箇条書きの数字を別の書体 (arabic, roman, Roman, alph, Alph) に変更したい場合は,次のように再定義します.

\def\theenum?{書体の指定{enum?}}

 

?には,変更したい段の命令(i,ii,iii,iv)を書きます.

1段目の数字を小文字のローマ数字で表したい場合は,次のように再定義します.

入力例

\def\theenumi{\roman{enumi}}

 

カウンタの書体は次の通りです.

箇条書きのカウンタの書体

引数 書体 出力例
\arabic アラビア数字 (1,2,3,…)
\roman 小文字のローマ数字 (i,ii,iii,…)
\Roman 大文字のローマ数字 (I,II,III,…)
\alph 小文字アルファベット (a,b,c,…)
\Alph 大文字アルファベット (A,B,C,…)

enumerate パッケージ

enumerate パッケージを使用すると,指定した箇所のレベル記号を変更することができます.

enumerate パッケージのオプション

A 大文字アルファベット
a 小文字アルファベット
I 大文字ローマン
i 小文字ローマン
1 アラビア数字

 

入力例

(プリアンブル)
\usepackage{enumerate}

(箇条書き)
\begin{enumerate}[{[}I{]}]
\item レポートとは何か
\item レポートの必要十分条件
\end{enumerate} 

出力例

[I] で使っている [ や ] はTeXで使われる記号なので,{}で囲みます。

語句説明用箇条書き (description 環境)

語句説明の箇条書きは description 環境を使用します.

入力例

 

\begin{description}

\item[機会費用] ある行動の選択によって放棄された機会
\item[再配分の問題] 1つの体制を前提とした
分配問題の解決策に対して,いかなる修正を加えるのかという問題
\end{description}

出力例


任意のリスト(list 環境)

文献リストのように自分でリストを作成するときは,list環境を使用しますが,これはあまりおすすめしません.

入力例

\begin{list}{}{\setlength{\itemindent}{-0.5truein}}
\item Dasgupta, P., P.~Hammond, and E.~Maskin (1979). ``The Implementation of Social Choice Rules: Some General Results on Incentive Compatibility''. \textit{The Review of Economic Studies}, Vol. 46, No.2, pp.185--216. 
\item Laffont, J.-J. and E.~Maskin (1980). ``A Differential Approach to Dominant Strategy Mechanisms''. \textit{Econometrica}, Vol.48, No.6, pp.15070--1520. 
\end{list}

 

出力例

[LaTeX] 文章ファイルの挿入

章立ての大規模な文書は,章ごとにファイルを作成し,適当なファイル名をつけて(拡張子はtex)保存します.このとき各ファイルには\documentclassなどの設定は必要ありません.TeXを処理するファイル(親ファイル)に各ファイルを\include{ファイル名(拡張子は省略)}を使って各章や節のファイルを挿入します.\includeは,改ページしてから指定ファイルを挿入します.また両面組オプション(bookクラスなど)は,ファイルは偶数ページに挿入され,奇数ページは白紙となります.

たとえば,親ファイルのfoo.texが,chp1.tex,chap2.tex,chap3.texの3つのファイルを挿入したい場合は,挿入したい位置に次のように命令します.

入力例

\include{chp1}
\include{chp2}
\include{chp3} 

 

エラーチェックのためファイルの一部のみを挿入したい場合には,読み込みたくない\ファイルを指定しているincludeの前に%をつけるか,プリアンブルの中に\includeonlyという命令を使って,特定のファイルだけを挿入することができます.

入力例

\includeonly{chp1,chp2}

 

includeのように改ページをせず,指定した箇所に挿入したい場合は,\inputを使います.

入力例

\input{chp1.tex}

 

\inputを利用する場合は,拡張子をつけておく方がうまく動きます.